リリアル魔法女学院

6/8
前へ
/16ページ
次へ
自己紹介も全員終わり、明日の予定を告げられてホームルームが終わった。 それからが悪夢だったが。 「香坂瀬さんって本当に男の子!?」 「本当ですよ。」 「どんな魔法が使えるの?」 「魔法は一つも習ってなかったから使えません。」 「男の子が魔法使うってどんな気分?」 「まだ使ったこと無いので分かりません。」 「あたしと結婚して!」 「イヤです。」 「…解剖させて」 「丁重にお断りします。」 などなどいろんな質問やお願いを言われた。 舞華さんが途中で仕切ってくれたお陰で質問攻撃が止み、やっと解放された。 今は舞華さんと一緒に寮に向かっている。 「今日はありがとう、舞華さん。」 色々とお世話になったので舞華さんに感謝の言葉を伝えた。 舞華さんは僕の言葉にため息をついて呆れるように口を開いた。 「その丁寧語、何とかならない? 背中がこそばゆくてイマイチ馴れなんだけど。」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加