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「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇっぇぇ」
舞華は窓が割れんばかりの大声で喚いた。
冗談とかじゃなくてホントに男の子?」
未だに信じられないのかしつこく聞いてくる。
しょうがないから手を握って自分の胸を触らせ、
またゆっくりと頷いた。
「あっ、確かにちょっと硬い。
そうなんだ。じゃあ食べられないよう気をつけなさい。」
「魔法少女って人を食べちゃうんですか!?」
「そっちの意味じゃないんだけどね。」
舞華は呆れたようにため息をついた後、また口を開こうとした。
その前に大人の女性が教室に入り込んできた。
「ハイハイみんな注目。
わたしはユミィ・クラニエッタ。このクラスの担任だよ。」
ユミィは教卓を叩きながらいっている。
そしてみんなその姿に絶句している。
綺麗としか言いようがないぐらい美人なのだ。
「わたしの美人さに驚いてるの?
みんなも大人になったらこれぐらい余裕だよ。
それより、みんなに自己紹介して貰っていいかな?」
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