―プロローグ―

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       *** 西暦2XXX年  地球温暖化が過剰に進み、森林は消え、地は干からび地球は不毛地帯となった。  砂漠と化した地上には白骨死体が辺りを埋め尽くす。 オゾン層は破壊され、有害な物質が地上に降り注ぐ――  太陽が眩しく外に出れば体内の水分は奪われまともに出歩くことすらままならない状況になっている。  そう遠くない将来、日本のみならず全世界がそんな状況に陥るだろう。  人類は地下に都市を築き光の当たらない穴蔵に住むことになるだろう。 そして人類は滅亡する そう必ず――
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