【第1章~見返り美人~】

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僕はどんな時でも亜希子の愚痴を根気よく聞いて、慰めた。そんな亜希子は今まで亜希子の顔だけで近付いてきた男たちとは違うとやたらに僕を誉めてくれた。 僕は亜希子がかなりの美人ではないかと推測した。普通女性から自分がナンパされたり、顔で判断されたりとか自分ではなかなか言わないであろう。かなり自信あるのではと思った。でも実際は僕はなかなか写メを送る勇気が出なかった。亜希子とは11歳も離れたし、自分自身に自信もなかったからだ。
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