【第1章~見返り美人~】

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お互いタイプであることを確認してからは話が早かった。早く逢ってエッチがしたいとか、どんなことをしようかなどと僕は興奮を抑えられなかった。亜希子もサカリのついたメス猫のように『ヒロさんのアソコ早く舐めたい』などとメールしてきた。 僕らは東京駅で待ち合わせをした。そこからどこへ行くか後で考えようと決めたからだ。 実物の亜希子は写メをはるかに超え、あまりの美しさに僕は一緒に歩くのを躊躇った。しかし、亜希子は屈託のない笑顔で 『ランチしたらエッチしちゃう?』 と訊いた。 僕は半ばパニクったが今更紳士ぶっても仕方ないと笑って頷いた。
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