平々凡々

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さぁ…最初は"俺の普通の一日"を紹介するつもりやったけど……いきなり異常な要素が入ってしまった まったく…朝っぱらからなんて事してくれやがる 「…俺がちょっと性欲に忠実な男なら大変やぞ」 俺がウブでシャイな弱虫やからええものの… 「そんな心配してないよ。太陽は私を大切にしてくれるって分かってるからね」 無垢で純粋な笑顔で真由は言う 信じてくれるのは嬉しいけど……羞恥心は持ってくれ 「…早よ着替えろ。朝飯食う時間なくなってまうわ」 今日はリンもおらんしな… 俺は自分の制服を持って、部屋から出た 「太陽、おはようのちゅうは?」 階段を降りる第一歩を踏み出そうとするのと同時に、甘えたのうちのネコが誘惑してきた 「……アホか」 が、そこは流されない俺の理性。真由の誘惑には耐性が出来ていた 目を瞑って待っている真由に一言くれて、部屋を出た 「ああっ!太陽冷たい!いじわるだ!」 常識人と言え 「新婚や欧米人じゃあるまいし…そんなホイホイとキスしてたまるか」 「まだ一回しかしてないよ!二回目はいつなの!?ねぇっ!」 さぁ……今以外のいつかやろ 必死に訴え続ける真由を無視して、俺は階段を下りた
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