1章 おやすみ

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「ほほう・・琴音ちゃんかわら版がまたできるんだね」 そこに出てきたのは、私と同じくお店の常連さんの彩峰さん。 彼は確か新撰組の監察さんだった気がします。 が・・普段はこんな “ただのおっさんです。” 「あ・・はいそうですよ。 また町で売りますからそのときに買いにきてくださいね」 「わかった わかった 町で買いますよ」 いつものように話してもうこんな時間 「でわ・・彩峰さん私はこれで・・」 「うん。バイバイ琴音ちゃん そうそう・・夜遅くに帰るんじゃないよ。今日の夜は特に危ないからね」 「え・・あ・・はい」 “今日の夜は特に” という妙な忠告を受けた琴音はかわら版を取りに行くことにした
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