迷言1

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ある日の病室でのこと。 その時は、じいちゃん、ママ、私でお見舞いに来ていた。 普段無口なじいちゃんが、その日は珍しくテンションが高かった。 いつもは、ばあちゃんの会話をシカトするのに、テンションの高いじいちゃんはばあちゃんの言葉を拾いまくり、なおかつ、間の悪い返事と不敵な笑みを浮かべていた。 すると、さっきまで上機嫌でしゃべっていたばあちゃんは、自分の話を遮断されたのが悔しかったのか、いきなり、大魔王のような顔になり、 ばあちゃん「だいたい、あんたとうちは、笑うタイミングが合わんねん。」 とキレだした。 その後も、顔を真っ赤にし、「うちがしゃべってんのに邪魔すんな」と拗ねだした。 そしてママが一言。 ママ「あんたら結婚して何年目?」 ばあちゃんが指折り数え、「ん~…32年。」と答えた。 ママ「32年たって今さらかい(爆笑」 ばあちゃんはもっと顔を赤くして、爆笑。 あ、飲んでいたお茶を吹き出してねwwww(爆)
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