3人が本棚に入れています
本棚に追加
「え、裕太ごめん…」
「ううん、気にしないで。それより授業始まっちゃうよ」
満面の笑顔で時計を指さすと、やべっと言って翔は走っていった。
「おい、どうした?元気ないぞ。そんなに翔に叩かれたのが…」
「違うんだ。ほら、さっきの助けてっていう文字あるでしょ?あれが気になるんだ」
「…ああ、あれか。実は俺も。翔は馬鹿だから気づかなかったみたいだけど」
「うん…。俊也はどう思う?」
「…一応考えてることはあるけど、今はそれが本当かわからない。だから、とりあえず交換ノートを続けよう」
「…そうだね。」
「ただし、俺の言ったようにしてくれ」
「うん、わかった」
ー…
最初のコメントを投稿しよう!