別れ

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悲しくなかったと言えば 嘘になってしまいますが… 会社からも両親からも 認められたので 安心はしました。 これからどうなっていくんだろ? 不安もありました。 帰る家を完全に失い 家族を失い なんとも言えない気持ちだった のを覚えています。 専務から教えられた話は それだけでした。 家族との決別の日でした。 それ以来 会う事は 今だにありません 生まれ育った福岡との別れの日 ぴっくは、ぶっちゃけ飛行機が 苦手で(現在も) 大阪に戻る移動手段は新幹線。 専務はぴっくを和まそうと 博多駅で騒いでました。 専務 「お✨本場の明太子は 旨そうやのー(笑) みんなに土産買ってかんとな? ぴっく君。お勧めはなんや?」 専務の優しさに温もりを感じ 涙が出てました。 さようなら 福岡 さようなら かーちゃん さようなら ばーちゃん 家族との本当の別れの時でした。
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