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部屋をノックする音が鳴り
先輩が専務を部屋にあげました。
専務は小柄で痩せてて
色黒な男性でした
すぐに話をしようと
専務も先輩も事を急ぐ感じです
先輩
「君がぴくぴっくんか?
先輩君から話は聞いてるで(笑」
緊張しながら 返事をしました。
専務は動きがのんびりしてて
淡々とにこやかに話す
優しい感じの人でした。
専務
「君の気持ちもわからんでもない
わしかて兄弟三人で……
裸一文で宮崎から飛び出して
きたからな」
話を聞くと同じ九州の
宮崎が故郷でした
先輩
「ぴっく。専務は弟さんが
同じ会社の社長やってんやで。
妹さんがアパレルの会社社長や」
ぴっく
「そうなんですか?それで…その
専務
「お母さん、心配してんのと
違うのんか?中学三年生やったら
もう半年位で卒業やろ?
それからでも遅くない思うぞ。
卒業してからやったら…
歓迎するで?それじゃアカンか?
反論したかったのでしたが
ぴっくは当時、中学三年生
会社の重役との対話の仕方など
知るはずもなく……
固まって 聞いているしか
ありませんでした。
専務の言う事が間違っていない分
(;。_ _。) ヤッパリダメデスカ…
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