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「それより、早く手錠を外せ。」
疑問と苛立ちが混じった様な声色
眉間に皺を寄せ、顔を歪めて
手錠がかかった両腕を俺に突き出す。
「はいはい」
突き出された両腕を掴み
ソファーまで先生を誘導した後
鍵をポケットから取り出し手錠を外した。
自由になった両腕を
プラプラと左右に振っている
先生の方腕を勢い良く下に引っ張ると
座っていたソファーから崩れ落ちた。
「いっつ…」
っと打ちつけた頭を押さえている間に
片方の手首と片方の足首に
手錠をガチャンっと取り付けると
殆ど身動きが
とれない状態になった先生。
先生はいきなりの事に
頭がついていってないみたいだけど。
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