辛かったあの日々

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それから毎日遊んでくれた うちの友達にも紹介して 毎日が楽しかってん 知らんうちには友達と陽太が 付き合っててビックリした 陽太っちゅうんが 声をかけてくれた張本人な 毎日ケンカばっかりやから こっちがハラハラするし でも幸せそうでよかってん うちにも大事な彼氏も出来た 陽太の弟で5つ上の蓮 陽太らの家族は親がおらん 5人兄弟で陽太が長男 次男がうちの彼氏やってんな 毎日幸せで辛くもなかった その時はもう中学生に なっとってんな… 毎日楽しくて幸せやったけど そんなんすぐ終わった 父親が帰って来たことと… 彼氏と別れたこと 陽太が海外に行かんなあかん その3つが一気に来たから また辛くならんなあかん 陽太はバーテンの仕事で 海外に行かんなあかん そう言われて納得なんか 誰もしやんかった うちの友達も泣いてたけど しゃぁなかった もう泣いたって無理なんや… そう決めた時に 陽太にこう言われてん 『俺がもし死んだとしても あいつにだけは言わんでや? 悲しむ顔見たぁないからな』 その時は『うん』しか 言うことはなかった でもなんで そこで気付かんかったんやろ 陽太の言葉の意味… そんなことも気付かんまんま 陽太は目の前から姿を消して うちらの辛い日々が始まってん 連絡も一切なしで 何をしてるんかもわからん そんな状態で半年過ぎた時に 陽太から連絡が入って 『日本に帰って来たから。』 泣きながら会いに行った やけに痩せてる陽太がおって 疑問に想ったけど 気にする余裕もなかった 会いたかったから…… それからもまた遊び出した
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