陽太の苦しみの訳

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陽太は次の日から入院。 一人にさせること出来んくて 毎日交替で側に居った 陽太は楽しそうにしとった 体もちょっとは回復して 嬉しそうに毎日笑っててん でもうちが泊まった日だけは 必ず夜に泣いててんな… 涙を必死にたえて我慢して うちが抱き締めてあげたら 声を出して泣いてた。 本間は毎日辛くてしんどくて でも長男やから頑張って それが溜まりきったんやな その日からは陽太の側には うちが必ず居るようにしてた ちょっとでも我慢せんと 楽になってほしかったから
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