答えられる道

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久々の風呂は体に染みた。 というか大浴場だった。 使用人が大急ぎで服を洗っていたが間に合わないだろう。 下着くらいは乾かしてくれればそれを履く。 俺が風呂から出るとバスタオルとその脇に下着が置いてあった。 どうやら服は乾かなかったらしい。 「下着が乾けば充分だ」 体を拭き、下着1枚で紫子の部屋に行った。 「な、なんで裸なの?」 「乾かなかったみたい」 「そっか。じゃあせっかく裸なんだからさ……」 急に顔を赤らめてもじもじしだした。 動作1つ1つが可愛い。 「んで?」 「あの……私を抱いて?」 「は?」 「いや、その、昔は強引だったから次回はってずっと思ってて」 「でも廃人みたいになってたよね?」 「でも立て直したの。これで」 紫子はアルバムを取り出すと開いた。 意外と際どい服を着てるので谷間が……見えない。 なるほど、相変わらず成長してないみたいだ。
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