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『いきなりでびっくりしたよ』
『福岡ってどこなの遠い?』
『どこに行ってもグスッ友達だからね!』
帰りの会が終わり
光ちゃんはにこやかな笑顔でみんなと話していた
ムカッ
光ちゃん僕と一緒にいようって約束覚えてないんだな
僕は教室を足早に出る
僕の足はなぜか家に向かわず
あの小さな公園を目指していた
公園につくと小さい子とその親がブランコや滑り台、砂場で遊んでいた
僕は近くにあった小さなベンチに座る
‥‥‥
夕陽が僕を照らし始める
いつの間にか公園には僕一人になっていた
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