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西村は強くマユミを抱き寄せる。
強引なキス…。
《あぁ、やっぱり》
《やっぱり体だけなんだ》
マユミは落胆の色を隠せない…
《こんな体だけの関係は嫌だ》
頭では分かっていても
心が熱く反応する。
《分かっている…》
《分かっているけど…サトシが好き》
結局マユミは西村を拒むことが出来ずにいた。
「泣いてるの?」
西村はマユミの頬がうっすらと濡れていることに気がついた。
マユミは答えられずに
西村の肩に顔をうずめる。
「泣かないで」
そう言いながらも
西村の欲望が止まることはなかった。
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