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「最終決断」
自信度【主任として】
時計の裏付けのない東京の開幕週を前日に予想する時点で不安が煽り始めるが、
「突き抜けてくれ」と言わんばかりの恩恵が目に焼き付いてしまった。
過去にはトップハンデ(57.5)を背負った事もあるニュービギニングが、生涯最軽量の54キロから更に3キロ減の51キロで出走出来るからだ。
まず、このレースは白富士Sで東京専門、東京では別馬と、必要以上に脳裏に刻み込ませたトウショウウェィヴと、相手なりにしか動けないトップカミング。
そして、どう転ぶか分からないナカヤマフェスタが事実上のトップハンデとなり、社台の隠し玉トリビュートソングを含めた4頭で人気を分け合う形になっている。
どの馬も一長一短。
例え定量戦だったとしてもすんなり行くとはとても思えないメンバー構成だ。
そんな中、確かに格上挑戦となるものの、同じ準オープンに在籍するシグナリオでさえ54キロであり、過去には同距離で準オープンを卒業したニュービギニングが実質53キロとなっている。
池江朗の勝負気配は伊藤工真。
遠征競馬にわざわざ減量騎手を起用して、超軽量51キロの恵ハンデを実現させたのだ。
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