意外な一面

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――――… 「………ろ!」 「おい、起きろ!!」 !? 「いつまで寝てんだバカ 夕飯だ はやく来い」 「―はぃ」 どうやら私はそうとう深い眠りについていたらしい ていうか、元はといえばあんたのせいじゃない!/// 「どうした? 顔赤いぞ? まだ熱あんのか?」 そう言ってやつは私のおでこに自分のおでこをくっつけてきた 「もうないです///」 「っそ」 熱がないことを確認し、私の頭をぽんっと叩いてソファーに座った 冷たくしたり怒ったり怖かったりしたと思ったら急に優しくして… 不覚にもドキッとしてしまう/// こんなやつ大っ嫌いなのに 「早くそこ突っ立ってないで飯食えよ」 「はい」 私は敦の向かいがわに座った !?∑ なに…これ…? テーブルの上には食べ物…食べ物?らしきものがあるんだけど… これ食べれるの!? それはピーマンやらキャベツやら野菜がたくさん入っていて、しまいにはキノコまで入った炒めものが置いてあった 炒めすぎのせいか黒っぽくなっている ん?……これ鰹節!? 何故かその上には鰹節がホヨホヨと乗っかっている 「俺が作ったんだ なんか文句あっか?///」 恥ずかしそうにしながらもそれを食べるやつ 「い、いただきます;」 私は恐る恐るそれを口にした .
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