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――…
「先生さようなら~」
「さようなら ニコッ」
「糞ババアじゃあねぇ」
ゲシッ
「いってぇ!!」
「さっさと帰れガキんちょっ!!」
「うるせぇババア、言われなくても帰りますよ」
キ~~!!! ムカつくなあいつ!!
最近の中学生はみんなああなわけ!?
授業が終わり、外で生徒たちを見送る
「ふっ おまえも相変わらずだねぇ」
「うるさい一樹…あいつあんたみたい」
「俺!?笑 俺あんなませてたっけか?」
「うん、あんな感じだった」
一樹は笑いながらさっきの男子生徒を見送る
「それよりおまえなんでこんなバイトしてん?
塾長は知ってるの?」
「そりゃ塾長は知ってるよ。 そこらへんのバイトじゃ全然稼げないから無理いってここで働かせてもらってるの」
「ふぅん、じゃ俺もおまえに教わろっかなぁ ニヤ」
こいつ…私のがレベル低いの知ってて…嫌みったらしい奴
「はいはい
でなんであんたがこんな塾通ってんのよ
予備校とか行けばいいじゃない」
「だってここにおまえがいるって親御さんから聞いたんだもん」
「は?」
こいつ私に会うために入ったわけ!?
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