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それが、触れるか触れないかでピタッと止まった。
また!?
見透かされた上にからかわれてる。
「いいよ。犯してみて!俺が、夢中で離せなくなるくらい」
息が、唇にあたる。
それは、私の欲求を、引き出しているようで。
我慢出来ずに、自分から唇を重ねた。
そうすれば、舌を入れてくると思ったのは、大きな勘違い。
すべて受け身の桂木さんは、本当に、犯されていくのを待っていた。
もどかしい。
すごくもどかしい。
自分から、舌を絡ませて、挑発していく。
キスだけで、どこまで我慢できるのか、見てあげる。
誰が言われたまま、犯すもんか!
なのに、もどかしい。
反応しているくせに、手を出して来ないことが。
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