Level 12 仕掛けはお酒!?

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それが、触れるか触れないかでピタッと止まった。 また!? 見透かされた上にからかわれてる。 「いいよ。犯してみて!俺が、夢中で離せなくなるくらい」 息が、唇にあたる。 それは、私の欲求を、引き出しているようで。 我慢出来ずに、自分から唇を重ねた。 そうすれば、舌を入れてくると思ったのは、大きな勘違い。 すべて受け身の桂木さんは、本当に、犯されていくのを待っていた。 もどかしい。 すごくもどかしい。 自分から、舌を絡ませて、挑発していく。 キスだけで、どこまで我慢できるのか、見てあげる。 誰が言われたまま、犯すもんか! なのに、もどかしい。 反応しているくせに、手を出して来ないことが。
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