Level 2 会話してみよう

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あーもう、分からず屋。仕事だから、ああ断っただけなのに、理解してよ! 体、全体が、桂木さんに拒否反応を示す。 「無理!ほんと、無理!」 少し、声を荒げて伝えた。 「は!?人が下手に出てりゃ偉そうに。まさか、自分がモテて困るとか内心思っているんじゃねェのかよ?」 「…………」 あの…貴方は、誰ですか? その口調は? あんぐりと口を開けで、桂木さんを見上げた。 「お前さ、馬ッ鹿じゃねェ?」 「えっ!?」 「俺様の誘いを、断って後悔しても知らねェ。」 「いや、それ、絶対に無いって言い切れますけど。」 そう答えた私に、ニヤッと笑った。
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