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「じゃあさ、俺とゲームをしよう。“好き”と“愛してる”って言ったらゲームオーバーね。こんな楽しいゲームないよね?」
「何で?」
「言い切れるんだろ?だったら、いいじゃん。それとも自信無いわけ?」
「そんなわけない!私、彼氏いるし、愛してるし!」
「なら、いいよな?」
こうして、私は、桂木さんに渋々、ゲームをすることを了承させられた。
この時は、本当に、毛嫌いしていて、桂木さんとのゲームも勝てる自信があったのに――…。
ゲームと言う名の罠に、次から次へと嵌まっていくなんて――…。
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