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冬磨を探し続けて3時間
外は暗くなっていて人は
数人しか出歩いていなかった
美央「明日学校休みだし
明日また探してみよかな」
そんなことを考えながら美央は
自分の家へと歩き始めた
美央「嘘ッ...こんなとこで
人が座ってる...??」
美央は家に向かってる最中に
1本の街灯の下で人が
座りこんでいるのを見つけた
街灯の棒で顔が隠れていて
どんな人かは分からなかったが
ズボンを履いていたので
どっかの居酒屋で酔い潰れた
おっさんだと思っていた
美央「見つからないように行こ」
そんなことを思いながら
美央はその街灯の隣で座り込む
人の前を通った
そして美央は通り際にその人の
様子を見てみた
美央「えっ...子供??」
美央が見た人は男性ではあったが
苦しそうにしていた
美央は見ていられなかったが
ほっとけないという思いが強く
勇気を出して声を掛けた
美央「大丈夫ですか??」
肩に少し触れて聞いてみた
??「...み...お.....??」
美央「えっ.....??」
美央は少しずつではあったが
顔を上げてくる男性の顔を見た
美央「..冬、磨...クン...??」
やせ細っていて少し窶れていたが
その人は確かに冬磨だった
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