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「それに比べて牧場エリアは何にもないよね~」
描写が遅れたが今立っているこの土地を俺たちは牧場エリアと呼んでいる。
下に進むと住人4人が住む『町1』エリアがあり、また下へ進むと『海岸』エリアへ到着という構造。
『牧場』エリアはもふもふと茶色に肥えた土が遥か彼方まで広がって、ボロボロに朽ち果てた資材小屋と我が家、そしてなぜかペット小屋が健在中。
食い物はこれといって無に等しく施設が原始的な状態では本領発揮できないお粗末エリアなのである。
「また俺だけ飯無しかよ…」
「その事なんだけどおすそ分けしてくれるって、タロウさんが」
おえっwwおじいさんの入れ歯入りの飯なんてwwいらないwwww
「大丈夫?顔真っ青だけど、はい青の草、昔おばあちゃんから聞いた豆知識なんだけど薬に使われてたらしいよコレ」
「加工された商品がいい」
「そんなんじゃ生きていけないゾ♪マル君って桃のグミなら食べれるけど桃自体は食べれないタイプでしょ?」
よくいるよな、そんなフルーツ単体は無理だと言い張るお坊ちゃん育ち。ずばり当てられた←←
クソッ、なんで俺だけこんなひもじい思いを・・・俺は牧場物語がやりたかったんだ!それが何らかのミスでサバイバルキッズになry・・・
思えばあの事件が起こったのは三日前の事だったな。
希望に満ちあふれ航海に出た当初はよかったんだがアイツのせいで・・・アイツのせいでよぉおおwwチクショーwww
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