五男:捺萌-なつめ-14歳

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街のど真ん中に位置するマンション。 そこに俺は住んでる。 雪波家の奴には10歳になると同時にマンションの一部屋が与えられる。 俺は14だから四年前にこの部屋をもらった。 まぁ、例外はたしかに居て、7つの奴とかでも部屋をもらってたりもするけど。 そいつらはまじであれだしな。 ていうか、雪波家の一族自体が常識はずれだから。 その雪波家の一員である俺が何いってもしゃあねぇけど。 「ほんじゃ、学校行ってくるかね、」 俺義務教育中の中学生だから。 「いってきまーす」 返ってくる言葉なんて無いのに。 .
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