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プロローグ
戦争…人類が生んだ悪しき伝統は終わりを告げることなどなかった。
人類が宇宙へ旅立ち、西暦が終わり、新しく星歴と名付けてもまだ世界のあちこちで戦争が続いていたのだ。
それどころか、地球側とコロニー側、コロニー同士でまた新たな争いが始まってしまったのだ。
戦争が終わることはないのか…
事態を重く見た地球軍とコロニー軍の代表は会合を行い、次のような解決法で合意をした。
「戦争を人ではなく、機械による戦闘にする」
しかしこの解決法では兵士は血も涙もない機械が行うどころか、被害を負うのは民間人であり、機械では戦局が変わらず、泥沼化するのだ。
星歴0151年…一体、戦争は終えることができるのか…
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