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無色透明プラスチック
それが僕の殻(カラダ)
中身はなぁんにもありゃしない
生きてるのに
空っぽの僕
味気無い血と
巧く機能しない臓器達
心っていう骨董品に
ひびを入れて
ガムテープ補強で終わり
ボロクソになった僕の殻
空っぽのまま
容量を大きくしていった
そこに現る君
空っぽの僕でも
君は容量over
脚の先から頭の先まで
君でdateいっぱい
機能し始める僕の殻
ガムテープ補強の
骨董品の心が
歪な音をあげて
何年かぶりに
機能し始める
恋という
感情とともに
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