結成

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すると禅は苦笑した。 「リハビリって、お前はそんなんでいいのかよ?それってお前にかなり失礼だぞ?」 すると沙希はニカッと笑った。 「いいっていいって。わたしが言いだしたことだし、気にしないで。てか、ずっと禅と一緒にやってみたかったんだよね」 沙希の言葉に禅は呆れ気味に苦笑した。 「……まぁお前のギターがマシになるまでなら協力してやってもいいか」 そんな禅の言葉に沙希はクスクス笑った。 「素直じゃないなぁ。一緒にやりたいんでしょ?」 その言葉に禅は不機嫌そうに顔をしかめた。 「一緒にやるなら手のかからない奴とやったほうが楽だろうが」
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