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禅は沙希の言葉に頷くと、沙希と並んで教室に戻った。 そして沙希と翔と3人で昼食をとっていると、廊下に人だかりができていた。 「……あれは何してるんだ?」 禅が尋ねると、沙希と翔は首をかしげた。 「いつものことじゃないのか?」 禅の問いに、2人は今度は大きく頷いた。 「………まぁ、どうでもいいか」 禅はそう言ってコンビニで買ったパンにかじりついた。 すると、3人のもとに佐奈がやってきた。 「あの……、ちょっといい?」 「どうしたの?」 沙希が尋ねると、佐奈は慌てて言った。 「あ、橘さんじゃなくて、神谷くんになんだけど……」
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