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そして視線の先に見覚えのある姿を見つけて唖然とした。
「……どうしたの、翔?」
沙希はキョトンとして翔の視線の先を追った。
そこには25歳くらいの見知らぬ女性と話しながら並んで歩いている禅がいた。
「あ、あいつホントに人に会う用事があったのか!?てか隣の女の人誰だ!?」
翔は予想できなかった事態に焦って沙希に尋ねると、沙希も焦っていた。
「わ、わかんないよ!」
2人がうろたえていると、禅たちが2人の方に歩いてきた。
「ど、どどどど、どうしよう!?」
「と、とりあえず隠れよう!」
沙希がわたわたしていると翔が手を引っ張って停まっている車のかげに隠れた。
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