32人が本棚に入れています
本棚に追加
それにしても、不思議な男だ…
普通こんな怪我してたら、無理矢理でも病院に連れていくだろう…
私も、人のことが言えないか…
学校、何かの為に怪我を我慢して来てるんだから…
「麗華ちゃん
大丈夫?」
クラスの男子達が、集まってきた…
同時に、女子からの睨む視線が刺さる…
…はっきり言ってウザイ…
男子達が、勝手に近づいて来るだけで私は関係ないのに…
「…」
私は黙ったまま、教室を出る…
後ろから、男子達の呼び止める声が聞こえてくる…
女子達は、集団になって固まり私のほうを見ながら、小声で私の悪口を話す…
私は、そんな息苦しい教室を抜け出し、屋上に向かった…
最初のコメントを投稿しよう!