分からない…

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それにしても、不思議な男だ… 普通こんな怪我してたら、無理矢理でも病院に連れていくだろう… 私も、人のことが言えないか… 学校、何かの為に怪我を我慢して来てるんだから… 「麗華ちゃん 大丈夫?」 クラスの男子達が、集まってきた… 同時に、女子からの睨む視線が刺さる… …はっきり言ってウザイ… 男子達が、勝手に近づいて来るだけで私は関係ないのに… 「…」 私は黙ったまま、教室を出る… 後ろから、男子達の呼び止める声が聞こえてくる… 女子達は、集団になって固まり私のほうを見ながら、小声で私の悪口を話す… 私は、そんな息苦しい教室を抜け出し、屋上に向かった…  
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