01初恋

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午後6時 「現実の恋愛なんて出来る訳が無い!!だから俺は二次元に走っている」 「で、人の前で同人誌を読むと」 友が握りこぶしを竜に向けていたが気にしない。なぜならエロいのが純粋な思春期の表れだからだ。 ピンポーン とインターホンが鳴った。 晩飯の準備をしている七が竜に声を掛けた。 「竜!!出てぇ~」 竜はソファーの上で寝そべっていた。友は竜が寝そべってるソファーのふちでDSをやっていた。ソファーの前にはガラステーブルがあり、その3方をソファーが囲んでいる。ソファーが無い場所には離れた所にテレビがある。 「自分で出ろよ・・・」 とキッチンが遠いので大声で竜は七に言った。 シュン!! カッカッカッ!!(ボールペン3本) 「次は当てるよ?」 「全く・・・人使いの荒い奴め・・・・」 竜はソファーから降りてリビングを出た。そして、階段を上り玄関の前まで歩いた。 「つか、さっきの柱狙っただろうけど・・・当たってたぞ・・・多分」 と呟きながら自分の靴を履いて玄関の鍵を開けた。 すぐに後ろを向いて靴を脱いだ。 カチャ・・・・ 無言で少女二人が入ってきた。 竜は軽く二人を見た後、自分の部屋に向かって歩いて行った。
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