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午後6時
「現実の恋愛なんて出来る訳が無い!!だから俺は二次元に走っている」
「で、人の前で同人誌を読むと」
友が握りこぶしを竜に向けていたが気にしない。なぜならエロいのが純粋な思春期の表れだからだ。
ピンポーン
とインターホンが鳴った。
晩飯の準備をしている七が竜に声を掛けた。
「竜!!出てぇ~」
竜はソファーの上で寝そべっていた。友は竜が寝そべってるソファーのふちでDSをやっていた。ソファーの前にはガラステーブルがあり、その3方をソファーが囲んでいる。ソファーが無い場所には離れた所にテレビがある。
「自分で出ろよ・・・」
とキッチンが遠いので大声で竜は七に言った。
シュン!!
カッカッカッ!!(ボールペン3本)
「次は当てるよ?」
「全く・・・人使いの荒い奴め・・・・」
竜はソファーから降りてリビングを出た。そして、階段を上り玄関の前まで歩いた。
「つか、さっきの柱狙っただろうけど・・・当たってたぞ・・・多分」
と呟きながら自分の靴を履いて玄関の鍵を開けた。
すぐに後ろを向いて靴を脱いだ。
カチャ・・・・
無言で少女二人が入ってきた。
竜は軽く二人を見た後、自分の部屋に向かって歩いて行った。
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