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「通れる、行こう」
「ありがとねー、ゼロたん」
「零たん……おっけー、おっけー」
「OKなの……?」
アウラは自分が言われた時のことを想像して鳥肌が立った。
★
『はぁ……』
戦時状態なのにこんなに容易く国境を越えれるのだろうか、と全員歎く。
現在、国境を越え、近い町への道中。
「皆、ユウナとの関係は?どこまでした?」
ブブゥ!!と、クロムは飲んでいた缶コーヒー……のような物を口から吹き出す。
「な、なんだその質問は!!」
Yー三四零の突飛的な質問にクロムは声を荒立てて叫ぶ。
「この前着替えを見られたくらいかな?頬を赤く染めて部屋から出ていったけど……可愛かったなぁ」
「そして何故平然と返す!!」
ソリアの答えに、珍しくマトモなツッコミをする。
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