脇役×主役

3/6
前へ
/294ページ
次へ
「通れる、行こう」 「ありがとねー、ゼロたん」 「零たん……おっけー、おっけー」 「OKなの……?」 アウラは自分が言われた時のことを想像して鳥肌が立った。 ★ 『はぁ……』 戦時状態なのにこんなに容易く国境を越えれるのだろうか、と全員歎く。 現在、国境を越え、近い町への道中。 「皆、ユウナとの関係は?どこまでした?」 ブブゥ!!と、クロムは飲んでいた缶コーヒー……のような物を口から吹き出す。 「な、なんだその質問は!!」 Yー三四零の突飛的な質問にクロムは声を荒立てて叫ぶ。 「この前着替えを見られたくらいかな?頬を赤く染めて部屋から出ていったけど……可愛かったなぁ」 「そして何故平然と返す!!」 ソリアの答えに、珍しくマトモなツッコミをする。
/294ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1624人が本棚に入れています
本棚に追加