すれ違い

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  「……(ケータイ小説てそんな大変なんだ…)」   「はぁ…なんか先輩と話すの疲れてきた…(常識通じないんだもんなこの人…)」 「こっちのセリフなんですけど(ダメだコイ ツ…;;)」     ピンポーン   「あ、誰か来ましたよ」   「誰だろ。ちょっと待ってて」   そう言って、先輩は玄関に向かった     「どちらさまですかーー……て、先生じゃないですか。こんにちは。」   ドアを開けるとそこには、近所に住む作家のおじさんがいた。   作家を目指してる俺は、よく話しを聞いたりしに行ってるから結構仲がいい。   「やぁ、今平気かい?」   「あ、はい。どうぞどうぞ。」   「妻と息子が一緒に妻の方の実家に帰ってしまっていて…。一人だとどうも落ち着かなくね。(笑)」   「(笑)じゃないですよ。また家出ですか?まぁ先生の家庭事情なんてコレッぽっちも気になりませんケド。」   「……お邪魔しま~す;;」     冷や汗をかいている先生を連れて、後輩の待っている2階の自室へ向かった。   はたしてヤツは大人しく待っているだろうか…ι そんなことを思いながら自室のドアを開けた 
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