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俺は千鶴、真人の二人に、部屋に関して何か知っているかを聞いてみた。
しかし、二人の答えを聞いて俺は落胆した。
何故落胆したか。
それは二人は口を揃えて、「何もわからない」と答えたからだ。
コントロールルームという名前も自分達で勝手にそう呼んでいるだけということだった。
「くそっ!」
俺は地面を殴り付けた。
手がかりは0。
3人に質問をしてわかったことは部屋の名前と3人がいつからこの部屋にいるのか、という二つだけ。
詳しいことは何も分からない。
携帯も繋がらない。
俺がわかったこと…それは俺達がどれだけ絶望的状況にいるか、ただそれだけだった。
俺は空虚をみつめただ絶望を感じていた。
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