昔話

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働きながらも、何の為に頑張って良いのか? 当時、肉体労働で疲れきった時に支えになる者が私を押し潰す存在に… 頑張って早く帰れた日にね 鍵開けて「ただいまぁ」って言ったら… 公務員同士がお昼から何をなされてるの? お仕事は? 家出ました。 親戚にも挨拶周りもしたし、親父さんとも、カチコチになりながらも話しに行って… 認めてもらったばかりやったのに。 人生でもっとも心に悪魔が住み始めた瞬間… 夜の梅田をフラフラと… 怒りがおさまらず路駐の車を何台潰したやろ… 両手も足も血まみれ… 怒りというのは恐ろしいもので一人で車をひっくり返してた。 何台も… この夜、人生が変わり始めた。 なぜ負けた? 当時不安定だった俺よりも、公務員の安定感? でも彼には妻も子供も… ワカラナイ… もう自信なんて言葉すら出て来ない程さまょってた。 あの日の夜は忘れ無い… あの人見掛ける迄の俺は…
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