昔話

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あの人は梅田の東通り商店街のアーケードを抜けた人混みの無い場所で、黒のトレンチコートに身を包み月を見つめてた。 人が通り過ぎるたびに「おはようございます」と挨拶され、それにほほ笑み返す彼… 何だ?その魅力? 理性を無くした夜、挨拶して行った男の一人を捕まえて「おい、あれ誰やねん」… いきなりそんなん言われても「えっ?」てなるよネ💦 血だらけの男に突然、襟首掴まれて動揺して当たり前… 「おっ、オーナーです😭」。 「ど、こ、の?」 その日は中通りのビジネスホテルに泊まり、目当ての店の求人を探した。 電話をし次の日、血を洗い流し、身奇麗にし面接。 彼の目の前の店に…😉
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