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「ナイトゴーントか! あの怪異を呼べるのは皇帝殿か、そこにおられるラーティアナ様のみかと……」
「アルェ~! そうだっけ?」
ナイトゴーントを呼び出せるのはアンタかソルちゃん……教皇ソルファードのみだってクールワンに指摘されたラーティアナは、アルェ~と言い口を数字の3のようなかたちにしながら、首を横に傾ける。
「じゃあ、呼び出してもらえますか?」
「OK! じゃあ、リクエストに応えてナイトゴーントを呼び出してあげるわ!」
ラーティアナがナイトゴーントを呼んでくれるなら助かるかな! ――って、その前に葵さんは無事なんだろうか? 早く助けに行かないと大変なことになりそうな予感がする!
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