序章

4/4
129人が本棚に入れています
本棚に追加
/1136ページ
 私は確かに母校、光桜学園の新校舎内にいた気がするんだ。  いや、今もそんな光桜学園の新校舎内のいるんだが……っと、ちなみに新校舎の五階にあるパソコン室である。  う~ん、そこでパソコン部の生徒たちと一緒に某大型掲示板を閲覧している最中だったわけだ。 「先生、何があったんですかね!?」 「私が知っているわけがないでしょ!!」  う~ん、この事態をなんて説明すればいいのかな?  『ここは私たちの知っている世界じゃないッッ!!』  ――という私と同意権な気がするけどね。  さてと、窓の外を見ると、そこは瓦礫の山がいくつも見受けられる広大な草原であった。  おかしい!? 光桜学園の周囲は数多の高層ビルに囲まれた場所なので、自然そのものは少なかったはずだ!!
/1136ページ

最初のコメントを投稿しよう!