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病院を出た後、私は不思議な気持ちに襲われた
彼女と逢えて嬉しい反面
彼女があの時、何をされていたのか、気になったからだ
小学生の彼女には、まだ早すぎる行為をさせられていた、と、気が付くのは、少し遅かった…
病院を出てしばらくしてから、私は一人、先程の河原にいた
ボーッと対岸を眺め、心を無にしていた
「剛太~!!」
私の名前を呼んだのは、中学校の男子友達、圭一だった
「ホラ、君にこれをしんぜよう。」
「何だよ、これ。」
貰った紙袋を、私は開けようとした
「待った待った、家に帰ってからだ。」
「おぅ…ありがとう。」
「バイバ~イ!!」
圭一は颯爽と自転車を漕いで行った
家に帰ってからの楽しみと言われながら、ちょっと紙袋を開けてみた
「わ…」
中に入っていたのは、薄いエッチな本だった
「帰ってからにしよっと。」
ちょっと見てみたいと言う気持ちもあり、家に帰った
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