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その困惑の理由が分かった時、自分の気持ちに初めて気が付いた
そして彼女との出逢いは運命だと思った。
周りが聞いたら、きっと鼻で笑われるだろう
けれど、あの小さな偶然は 俺には十分過ぎる位の奇跡だったから
初めて彼女を見た あの日から、彼女の存在が気になって仕方が無かった。
もっと彼女を見ていたかった
もっと彼女の近くに行きたかった
もっと彼女の事が知りたかった
彼女の声が聴いてみたい。彼女と話してみたい。
膨れ上がる願望が思わぬ形で叶う事になるが、まだもう少し先の話。
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