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初めは、化け物が空から落ちてきたことから始まる。 2011年、新宿に体長100メートル近くの蛇が、青空を割って落ちてきた。 衝撃でビルが崩れ、人々は惑い、出撃した自衛隊によって倒されたが、この事実にあらゆる人々が困惑。 その後、調査により、上空1万メートルに、別の異次元への壁があることが分かった。 その事に戸惑っていたら、今度は東京と神奈川に、大規模の地震が起こった。 さらに、神隠し事件が起こり、調べると東京の下部と神奈川の上部に、その他の地域と区切るように、空と同じような異次元への壁があった。 三つの異次元空間の壁に、大地震。 疲弊した政府は、その異次元の壁によって区切られた内側の都市を『新東京』と名付け、回復措置を取らなかった。 科学では解明不可能な能力を持った人間で溢れていたからだ。 こうして、『新東京』は築かれ、異次元から出てくる化け物と、能力を持った人間、さらに化け物と契約した『契約主』と呼ばれる存在まで出てきた。 それらから、通常の人間を守るために、ある自警団が組まれる……。
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