1. What's destiny…?

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しびれを切らしたのか、扉が盛大に開いた。 蝶番がきしみ、一人の少年が部屋に入ってきた。 少年の目に最初に映ったのは、なぜか部屋のど真ん中に置いてあるベッド、そしてそのベッドから落ちそうな格好で眠っている青年だった。 「ふむ」 少年はひとり頷くと、ベッドに歩み寄り………。 「よっ、と」 掛け声と共にベッドのマットレスを持ち上げた。 青年は、落ちた。 「痛っ…………」 「起きたか? すぐに来いよな」 そのまま少年は部屋を出ていった。
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