夏・・出会

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「ヤバイ」的な顔で私を見た。 この瞬間・・ 私もだが、ヒロも思ったに違いない・・ 『この沈黙から抜け出せる』 すかさず私は・・ 「あーぁ谷口先輩に言っちゃお~」 ヒロ「しーっ!ダメ」 そんな、たわいもない会話から火が点いた。 「って言うか渥先中学校だったよね?」私が聞いた。 「何で知ってんの?」 「だって私も渥中で一コ下だったから!」 ヒロは「ふ~ん」的な顔をした。 いつもの私なら聞かないであろう事を聞いてみた。 「学校行ってなかったよね・・何で?」 「だって学校つまんねぇし、家でトラクター乗ってた。」 「あはは・・」 ヒロの家は、私の家より少し田舎の方にある開拓地の酪農家だ。 それからシオの存在すら忘れ、話に夢中になった。 色々な話をした・・。 ヒロ=クリスマス生まれ 3人兄姉の末っ子 身長174㌢・体重56㌔ 単車の免許(有)
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