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とは言え“ついで”的な感じで「お姉さんも一緒に撮ろうよ」と10人位の軍団に混ざり2枚の写真を撮った
『今のヒロ見てたカナ・・?』
ちょっとヤキモチを妬いて欲しかった。
その後、遠足で来ていた高校生にも声をかけられ、一緒に写真を撮った
『な~んだ、私結構イケてるのか?』
変な錯覚に陥ったが、後にも先にも、これっきりだった・・
少し有頂天になっていた頃・・
ヒロの持ち場のアシスタントに就いていた、あまり話した事のないタメの子が私の所に話しに来た
その子は、大木凡人に似ていたので勝手に“ボンちゃん”とあだ名を付けていた。
「彼女(私)の話ししちゃった!」
色々と私の話しをしたらしく、話した内容を逐一報告しに来た・・
何度か私とヒロの間を行ったり来たり
始めは「そ~なんだ~」と話しを聞いていたが面倒になり、うなずくだけになっていた。
『ボンちゃんは何がしたいのか?』
ウザくなった私は・・
「私に言いに来なくていいから」と一言。
するとボンちゃんは、突然泣き出しトイレに行ってしまった・・
・・なに?
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