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そんな、上目遣いなんてされたら断れないよお!
断る気もないけど。
「いただきます。」
とりあえずそう言い、うがいをしていたコップの水を流して猫娘とリビングへ向かう。
「…………!!」
見てビックリした。
これを猫が作ったんだよ?
あっ、ちなみに俺の両親はいない。
二年前、高校の入学式の日に交通事故で死んだ。
今は叔父や叔母から仕送りをしてもらって一人暮らしをしている。
「あの……座らないんですか?」
「あぁごめん………びっくりしたよ、猫でも作れるんだ?」
「はい、私は、ですけど……。」
少し微笑みながらそう言った。
可愛いな………。
キュンとしながら、椅子に座ってテーブルに並べられたご馳走を食べる。
「美味いよ、えっと………」
「あっ、名前はまだないんです。
だからよろしければ、私のご主人様になって、名前をつけてくれませんか……?」
意味わかんないです!
とりあえず、聞きたい事を一通り聞いてみる。
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