1~ネコ~

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そう言って光はとても嬉しそうに微笑んだ。 ――――ドクン。 光輝いているから光。 ベタだけど、いんでね? それだけ決めると腹が減ったのでテーブルの上にある物を全て平らげ、例の紙に名前を書いた。 何かごちゃごちゃと書いてあったが、まぁ読まなくて大丈夫だろう。 「さて、時間は、10時か。 もう授業始まってんじゃん。」 いつもなら8時に家を出たら間に合うが、さすがに今からはな。 今日は休む事にしようと思う。 光の事もあるし。 「あっ、学校……ですよね……。」 「ん?そうだったけど今日はもう休むよ。 買い物にでも行こうか? 服とかの生活用品をさ。 金はあるから。」 「ほえ……?ありがとう…ございます……?」 あぁまたこの笑顔だ……… なんだか………いやされる。 可愛いもん。 まてよ、もしかして俺光の事…………。
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