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アタシ、パーティーのときと違って髪をセットしてもなければ、化粧もしてない。しかも眼鏡をかけて外見はあの時と正反対。
あの時のアタシに気付くどころか……絶対に地味、根暗だって思われる。
そう思うと話したいけどこんな自分を見られたくない気持ちが強くなる。
すると自然に顔が俯いてしまう。
「お仕事中に大変申し訳ありませんが、女性の方はこちらに集まって頂けませんか?」
……はっ? 冗談じゃない!
「やだー、探してたのって実はアタシだったりしてー!だとしたら玉の輿だわー!」
アタシとは対称的にお局様は嬉しそうな声を出す。
結局…女子は全員、御曹子の前に並ばさられた。
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