4人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
ジリリリリ…
ありきたりな目覚まし時計の音が、朝の静かな部屋に鳴り響く。
少年は目を擦りながら時計の音を止めた。
そしてダルい体に鞭を打ちベッドから起き上がった
少年はあくびをしつつキッチンに向かった。机の上にはサランラップがかかった目玉焼きとトーストが置かれていた。
少年はそれをすぐに食べ終え、顔を洗い制服に着替え学校に向かった。
何処にでも居るごく普通の少年
彼の名前は佐伯 守(さえき かみ)16才 私立の高校に通う少年だ。中肉中背 運動神経中の上 頭脳中の中 顔も平均的な顔立ち 何処にでも居るような只の学生、普通の少年
だから…
ラブコメみたいに「キャ――――!!!遅刻しちゃうよ――!!」
と先の角でパンを食べながら走ってくる美少女とぶつからないし。
異世界えと繋がる扉が目の前に開き異世界に行き、その異世界を支配している大魔王を倒す英雄にもならない。
昼は普通の学生…だが!!夜は闇にはびこる悪を倒す!!ヒーロー!!!でもない……
何処にでも居る只の学生
学校に着き自分のクラスに向かい自分の席に座り授業を受け休み時間には友達と話す。普通のスクールライフを楽しむ
放課後になり部活動が始まる。
しかし、彼は部活動をしていないので彼は家えと帰宅する
普通の日々を過ごす彼
でも
〔ねぇ?そこのキミ?〕
彼は
〔もしも~し聞こえてるでしょ?〕
人より
〔お~い?無視ですか?〕
少し変わってる
〔聞けよクソ餓鬼!!〕
それは………
「クソ餓鬼は言い過ぎたろ!?」
俺はポリバケツの上にポツンと置かれていたクマのぬいぐるみに文句を言った
〔ほら♪聞こえてる〕
人形の声が聞こえ話せる
最初のコメントを投稿しよう!